うつ病 何科

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うつ病かもしれないと感じたとき、まずは病院へ行こうと思ったとき、何科を受診すれば良いのでしょう?

 

最近はさまざまな標榜をしている診療科があって、どの診療科を選んだら良いのか?　悩むケースも少なくありません。

 

一般的には「精神科」「精神神経科」と標榜している診療科を受診するのが、おすすめです。

 

「精神科」はピンとくるかもしれませんが、「精神神経科」と、単に「神経科」となっている場合は異なります。

 

神経科は、脳に限らず脊髄、筋肉、神経などの病気、痛いとか痒いとかを伝達する神経に関する科で、特に疼痛(痛みに関係する)治療などがメインの科なので、心の病気でもある精神的な病気とは少し違います。

 

「神経内科」という診療科も神経などの病気を扱う診療科で、パーキンソン病、筋無力症、脳卒中などを対症にしています。

 

「精神」と頭についている「精神神経科」なら問題ありませんが、「神経科」「神経内科」は違うと認識しておいてください。

 

「心療内科」は、心と身体の関係性に着目している診療科です。

 

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心理的な要因による体の症状（心身症）を主に診療していますが、軽いうつ病などの心の病気をみているケースも多いのです。

 

精神科へいきなり行くのは敷居が高いと考えている人、うつ病で身体的な症状がでている人には特ににはおすすめです。

 

頭痛、不眠、めまい、だるさ、なかなか抜けない疲労感など、具合が悪いような症状がありながら、気分も滅入っているし、集中力が切れやすかったり、もしかしたら?と、思った時に受診してみると肉体的な問題なのか、精神的な問題なのかが明確になります。

 

さまざまな診療科のある大病院では無く、街中には「こころのクリニック」や「メンタルクリニック」も増えています。

 

よく眺めると「心療内科」「メンタルヘルス科」などと標榜しているでしょう。

 

精神科と言われると抵抗のある人も、「メンタル」とか、「こころの」となれば敷居が低く柔らかく感じられるのでしょう。

 

和らいだ表現にしてあることで、受診を迷っている人が足を運びやすくなる場所となっています。

 

医師にも専門がありますので、精神の病気を主に経験している医師にかかるのが一番です。

 

街中の医院やクリニックなどの場合は、看板等に標榜している診療科が複数列記してあるのが一般的です。

 

複数列記してある場合は、一番最初に書いてある診療科が専門で、得意としていると考えてください。

 

例えば「小児科、内科、心療内科」となっている場合は、主に小児科が専門で、大人も診るし、心身症なども対応できるでしょうが、精神科医では無いと考えられます。

 

「精神科、心療内科」であれば、精神科医だと思って問題ないでしょう。

 

「心療内科、神経科、精神科」というのも、精神の病気を主に扱っていると考えて良いでしょう。

 

受診の敷居を低くして、気軽に足を運んでもらうために、「心療内科」という標榜だけでも、実際には精神科医が診察しているケースも街中のクリニックでは少なくありません。

 

精神科医としての目安には「精神保健指定医」という資格を持っている医師が、良いかもしれません。

 

精神疾患を全般的に扱った豊富な経験があって、定期的に資格の更新するために研修も受けているので、新しい病気や治療法の知識もあるという基準にはなります。

 

資格があるから優秀で良い医師だとは限りませんが、客観的な目安のひとつにはなるでしょう。

 

うつ病の治療は長期にわたることが多いですし、医師との相性が大きく影響します。

 

信頼できる、相性の良い医師を巡りあえるのが良いのですが、人それぞれでもありますし、なかなか難しいものです。

 

まずは「精神科」「精神神経科」「心療内科」などを受診してみることをおすすめします。

 

入院が必要とかでない軽度のうつ状態など、最初の第一歩は、街中のメンタルクリニックなどでも良いでしょう。

 

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